紙漉き

冬は和紙漉きは大忙し!

こんにちは。

和紙の魅力を世界に広めちゃう久平雅工房です。

今回は、テレビや新聞などで紹介された和紙職人さんたちをご紹介します!


冬は、和紙漉き業で最も忙しい時期となります。

三大原料でも知られる楮(こうぞ)の刈取りが12月~1月が最もシーズンとなっております。

1楮の刈取

また、「寒漉き(かんすき)」と言って冬場冷たい水で和紙を漉くと雑菌がなく、原料が水の中で浮遊するために入れる「トロロアオイのネリ」が長持ちすることからこの時期に漉く和紙が一番良いと言われています。

なので、どの地域の和紙屋さんも冬場が大忙しとなります。

参考のニュース:http://www.ryoutan.co.jp/news/2017/02/08/011240.html

他にも、和紙の里に近い小学校や中学校などではこの時期に卒業証書を自分たちで漉くところも多く、ニュースでもこの時期は多く取り上げられます。

参考のニュース:http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=328715&p=more

それでもどこの地域でも人手が足りているところはごくごく僅かです。

ほとんどが一人作業だったり家族のみで運営されいてるところです。

そんな中、若い女性が和紙漉きの研修に来ているとテレビで紹介されていました。

外人研修生

しかもアメリカ人で海外から来ているそうな。

日本人でも海外の人でも最近は女性の職人さんが多くなってきました。

宮本さん

研修先は、富山県の五箇山和紙さんです。

10年位前に私も一度伺ったことがあります。

山ん中で車がないとなかなか伺うことができない場所でした。

雪ざらし

雪が多く降る地域では、「雪ざらし」と言って和紙の原料となる楮(こうぞ)の木皮(白皮部分のみ)を化学薬品を使わずに自然の太陽と雪だけで自然漂白させる技法があります。

雪が少ない地域でも川や水に長時間晒して自然漂白させることができます。(東京和紙はこちらの技法を使っています)

自然の力や職人さんの細やかな技術によって様々な和紙が作られています。

外国の方とはいえ、和紙技法の素晴らしさや凄さに気づいて頂けたのは嬉しいことですね。

外人向けガイド

彼女は、研修の傍ら和紙漉き体験に参加した外国人向けに英語のガイドもされています。

国内外の方々に昔から伝わる和紙の手漉き仕事の素晴らしさを感じて頂き、和紙自体をもっと愛して頂けるといいですね。

これは私も見習わなければならない部分です(^_^;)

研修風景

「今後も和紙に関わり続け、和紙を知らない人にも魅力を感じるものを作りたい」という彼女の想いは私自身も同感です。

このニュースの映像をご覧になりたい方はこちらをクリック

確かにユネスコ無形文化遺産で「和紙~手漉き和紙技術~」が登録されました。

しかし、伝統という肩書きだけでは今後は先細りだと考えております。

「身近に感じる和紙」や「親しみある手仕事の美しさ」を伝えて行かないといけないと思います。

たくさん課題はありますが、一つずつ自分たちができることを諦めずに続けていくことが大事ですね。

東京和紙の詳細を知りたいかたはFacebookページ「東京の和紙を作ろう、遊ぼう、楽しもう!」をご覧下さいませ~。

FB用仮バナー

 

 

2017-02-15 | Posted in イベントレポートComments Closed 

 

9/1浅草神社社子屋で再び開催!

こんにちは。

和紙の魅力を世界に広めちゃう久平雅工房です。

本日は、9/1に開催する浅草神社社子屋のご紹介をします。


毎月1日は、学び場として浅草神社の社務所を開放しているそうです。

世代間超えて老若男女が集まり、伝統文化などについて無料で体験できる貴重な場となっております。

去年に引き続き、今年も和紙の紙漉きワークショップをさせていただくことになりました!

会場風景3

画像は、前回の模様で原料を叩いて和紙の要となる繊維を出しているところです。

今回は、紙しごと双清(そうせい)さんが紙漉きを指導してくださいます!

内容は前回と同じではないですよ。

ちり紙

今回の紙漉き体験では、「ちり入り和紙」を漉きます。

ちり入り和紙とは?

中川さん

和紙を作る際に原料となる楮の黒い皮と甘皮を剥いて白い「白皮」のみを使用します。

そうすると白くて綺麗な和紙が出来上がります。

書物などでは、真っ白い和紙でないと文字が読みにくくなりますね。

しかし、あえて黒い皮などの「ちり」を和紙に散りばめるとなんとも味わい深い和紙が出来上がります。

ちり入り和紙

まさに自然の植物で和紙が作られていることがよく分かる1枚となります。

これでお菓子などを包めば他にはないラッピングにもなります。

果たして「ちり」と言われている部分はどんなものなのかは、是非当日体験して確かめてみてください。

ただ紙を漉くだけでなく、原料の「楮」の表皮取りや「楮」を叩くなどの原料作りもやりますよ。

なかなか体験できないワークショップとなっておりますので、是非浅草神社にいらしてくださいませ。

日時:2016年9月1日(木)

時間:18:00~(約2時間程度)

場所:浅草神社社務所2階会議室

参加費:無料

最寄駅:都営浅草線、メトロ銀座線、東武線「浅草駅」下車徒歩7分、つくばエクプレス「浅草駅」下車徒歩10分

地図:こちらをご覧ください

注意事項:必ず、靴下かストッキングか足袋などをご着用をお願いします。(一応社務所でも貸出されてます)

また、久平雅工房からのワンポイント和紙案内や商品販売もございます。

そしてそしてそして、重大報告もございますので是非チェック!

 

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2016-08-30 | Posted in イベントレポート, ワークショップComments Closed 

 

8/20 お箸屋さんでの紙漉きワークショップ

こんにちは。

和紙の魅力を世界に広めちゃう久平雅工房です。

今回は、8/20(土)に開催する紙漉きワークショップのご案内です。


またまた、浅草のお箸屋さんで紙漉きワークショップが開催されます!

紙漉き

場所はおなじみ?のはし藤本店さんです。

はし藤本店

今回も前回同様に和紙の素材となる「楮(こうぞ)」の皮を剥いて繊維を叩くなどの原料作りから体験できますよ。

塵取り作業1

前回の紙漉きワークショップの風景はこちらをご覧下さいませ!

なんと、普通の和紙を漉くのではなくこのお箸屋さんならではのオリジナル和紙が漉けますよ。

参考写真1

そして、和紙を漉くだけでは終わらないのがこのワークショップの特徴です。

箸袋内和紙と割り箸

なんと、お箸袋を作ってそのまま持って帰ることができますよ。(お箸付き)

朝顔色和紙

今回は、季節にピッタリな「朝顔」型の色和紙をお好きな様に飾って作ります。

是非、納涼会に持参して夏の風流を体感して頂きたいです。

詳細はこちら!

日 時:2016年8月20日(土)

    13:00~16:00(12:45より受付開始)

参加費:4,000円 当日払

    (なるべくお釣りの無いようにお願いします)

定 員:10名

服 装:普段着で、お越しください

場 所:株式会社はし藤本店 2Fショールーム

東京都台東区西浅草2-6-2 2F

※店内階段をご利用ください

※東京メトロ銀座線 田原町駅から徒歩約6分、

 東京メトロ銀座線・都営浅草線浅草駅から徒歩約12分

地 図:http://bit.ly/1R9a9UX

お店地図

*必要なものはこちらでご用意しております。
手ぶらでいらしてくださいませ。
*宗教や保険、ネットワークビジネスの勧誘はお断りいたします。

参加希望の方は、問い合わせフォームにてお申し込みください。

たくさんのご応募お待ちしております!

 

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2016-08-09 | Posted in イベントレポート, テーブルセッティング, ワークショップComments Closed 

 

浅草神社ならではの「夏詣」和紙漉き体験

こんにちは。

和紙の魅力を世界に広めちゃう久平雅工房です。

今回は、先日出展した「夏詣」での紙漉き体験風景をご紹介します。


前回は、「久平雅工房」の和紙雑貨出展のディスプレイについてご紹介しました。

詳しい内容をご覧になりたい方はこちらをクリック

今回は隣で開催した紙漉き体験の当日風景をお伝えします。

紙すき看板1

今回の看板です。

昨年は、中国人の参加が多かったので今年は英語と中国語でアピールしました。

また、縮小したものを持って声だししながら集客&宣伝。

私は英語も中国語もできないので、これを見せるだけでどんなことをしているのか理解頂けたのでとっても助かりました。

当日の紙すき風景7

テント内には、用具だけでなく実際の和紙の原料(楮)を陳列することで和紙がどんな植物からできているかを視覚からもお伝えしました。

また、とても日差しが強くまたかなり暑かったので水が熱くならない様に時々氷を入れながら調整。

舟もなるべく直射日光が当たらないように少しずつ後ろに下げながらは今後の課題でもありますね…(^_^;)

当日の紙すき風景1

ただ、簀桁で和紙を漉く体験だけではありません。

和紙がどんな風に作られるか簡単ではありますが原料作りから体験できるのはとっても貴重です。

写真は、黒皮を取っているところです。うまく剥がせとこれまた気持ちいいんですよね~。

当日の紙すき風景2

今年も中国人の参加者は多くいらっしゃいました。

(観光客という感じではなく、在住されている中国人が今年は多かった様に思えます)

当日の紙すき風景3

これが浅草神社ならではの和紙漉き体験!

浅草神社で発行しているおみくじのみを小さくちぎって原料の中に入れて和紙にしていきます。

これは、江戸時代実際に存在した「浅草紙」をモチーフに再現してみたものです。

(浅草紙とは、鼻紙など使い古された和紙を再利用するために小さくちぎって水に漬けてまた和紙として作られていました。

昔は、それだけ紙が貴重だったともいえますね)

なんと偶然にも大吉が現れましたよ!スーパーラッキーですね。

夏詣の和紙漉き体験では、葉書サイズのおみくじ入り和紙3枚とA4サイズの薄い和紙1枚を作れました。

当日の紙すき風景6

今年の特徴は、小さなお子さんの参加が多かったです。

(幼稚園年少さんが最年少だったと思います)

小さな腕で子どもではちょっと大きめな簀桁を一生懸命揺すって和紙を漉いている光景は今後もどんどん増やしていきたいですね。

そしてたくさんの外国人観光客が興味深く見入っていたのも印象的です。

当日の紙すき風景4

体験をされた方の特典として、おみくじ入り和紙短冊が1枚プレゼントされ、願い事を書いて笹に吊るされていました。

外国の方には日本の行事に参加することもできて一石二鳥ですね。

当日の紙すき風景5

様々な国々の方の願い事がどうぞ叶いますように!

浅草神社での夏詣は7/7までの開催となっております。

新たな夏のお祭りとして各地で開催され、たくさんの方々にきて頂き体験頂ける様になっていければいいですね。

 

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2016-07-07 | Posted in イベントレポート, ワークショップComments Closed 

 

7/3の夏詣に出展します!

こんにちは。

和紙の魅力を世界に広めちゃう久平雅工房です。

今回は、来月出展する「夏詣」についてご紹介します!


6/30から7/7まで東京浅草神社にて「夏詣」が開催されます。

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茅の輪巡りから始まり、七夕で終わるお祭りです。

きっかけは、1年に1回お正月のみに詣でるのではなく、1年の半分の7/1にも神社にお参りし半分の穢れを落とし、後半の半分を無事に過ごしましょうというのが主旨となっています。

神社ならではの催しだけでなく、伝統工芸が体験できたりしますよ。

詳細はこちらのHPをご覧ください。

さて、去年も出展させて頂きましたが今年もまた出展が決定しました!

日程は、7/3(日)で11:00~18:00まで出展しております。

前年同様に半分が紙すき体験を開催。

1日目1

今回もまた、浅草神社のおみくじ入り和紙を漉くことができます。

おみくじ入り和紙

これは浅草紙の再現でもあるので、どうしてなのかは是非お祭りにいらして直接体験しながら聞いてみてくださいね。

また、境内に笹が飾られているのでおみくじ入り短冊をプレゼント!

2日目5

是非、素敵な願いを書いて飾ってくださいね。

参加費は送料込で600円です。(和紙は自然干しの為、乾燥してから後日郵送になります)

当紙すき体験は、ただ和紙を漉くたけではありません。

原料でもある楮の皮取りから体験できるので大変貴重です。

昨年は沢山の外国人の方々に参加いただけました。

今年もより一層沢山の方々に参加頂ける様に心よりお待ちしております。

もう半分では、和紙雑貨を販売します!

和紙商品陳列

今年は、小物でもあるアクセサリーや手頃な価格で日本のお土産としてぴったりな箸袋や楊枝入れなどもご用意しております。

和紙アクセサリー

今回もまた沢山の方々に足を運んで頂けて、どんなものが好みなのかも色々吸収したいと思います。

当日、是非お会いしましょうね!
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3/12紙漉き&箸袋ワークショップ会場風景!

こんにちは。

和紙の魅力を世界に広めちゃう久平雅工房です。

今回は、3/12に開催された紙漉き&箸袋ワークショップの会場風景をご紹介します。

 

無事にお箸屋さんでの「和紙を漉いて、My桜オリジナル箸袋を作ろう」ワークショップが開催されました!

お店地図

お箸専門店での紙漉きは初めての試みでした!

ご参加頂いたみなさまは、牛乳パックで紙を作ったことがある人は数人いらっしゃいましたが、実際に和紙を作ったことがない方ばかりでした!

まずは、紙漉きの指導をしていただく田村師匠より和紙の原料である「楮(こうぞ)」について説明していただきました。

しかも実物を見せての説明なので、みなさん新鮮に思われたと思います。

表皮取り

蒸した楮の鬼皮と甘皮を取って白皮にする作業です。

表皮取り作業

木の板の上でヘラを使って取っていきますが…

表皮取り作業2

初めての方にはなかなかポイントを掴むのが難しいかもしれません。

ちょうどあま皮と白皮の間にはスっと剥きやすくなるところがあります。

ここが探し当てればすうっと気持いいぐらいに綺麗に剥くことができるんですよね~。

ただ、皮との相性もあるので、「気持ちいい~~」と喜ぶ人もいれば、「難しい…」と苦労されている方もいました。

塵取り

塵取り作業2

表皮取りした白皮はこのあと繊維をほぐすため茹でなければなりません。

そこで、田村師匠が事前に茹でて頂いた白皮にはまだ鬼皮がついていたりするので、綺麗な白皮にするため取り除かければなりません。

塵取り作業1

みんなで塵取りしながら、なぜ塵というのか職人さんたちはどうされているかなど貴重なお話を聞きながらの作業だったので和気あいあい楽しそうでした。

叩解(こうかい)

さらに白皮から繊維をほぐして取り出しやすい様に木の棒で叩きます。

叩解作業

デモンストレーションでは、紙漉きの古くから伝わる仕事歌(民謡みたいなもの)をご披露頂き、拍手喝采でした!

紙漉き

紙漉き作業

いよいよ紙漉きの醍醐味でもある簀桁に原料を入れて和紙を漉いていきます。

箸袋サイズは、簀桁を置いて上から原料を入れて漉く「溜め漉き」の方法になります。

ここでもう一つ大事な原料である「トロロアオイ」を入れます。

効果として、水と楮を均一にまざるためにどうしても必要なのです。

と~~ってもネバネバしていてそのヌルヌルさにはみなさん驚きでした!

木屑と桜型和紙

もう一つ今回のワークショップでは大事な材料である木屑と桜型の和紙です。

この木屑はお箸を作る際に削り出されものでなんと2種類もご用意いただきました。(秋田産の木です)

桜型和紙も花びら型や様々な桃色和紙を用意しましたのでとっても華やかですよ。

飾り付け

好きな様にちりばめていけるのでそれぞれ個性ある和紙になっていきました。

乾燥

普段のワークショップでは自然乾燥するのですが、今回はこの後もワークショップがあるので、乾燥機を使います。

乾燥

様々な和紙が並ぶと綺麗ですね~。

しかもどんどん乾いていくと色が変化するので見ていて飽きませんよ。

剥がし作業

和紙を剥がすのもそれぞれ自分で作業します。

うまく剥がすコツはひっぱりながら剥がすと綺麗に仕上がりますよ。

これでオリジナル和紙が完成しました!

箸袋ワークショップ

さて、今回のワークショップは和紙を作って終わりではありません。

せっかくお箸屋さんでの開催ですから箸袋を作っちゃいましょう!

箸袋内和紙と割り箸

内側にいれる和紙は4色ご用意して好きな色がチョイスできますよ。

作り方はとっても簡単で、内和紙に合わせて外側の和紙を折っていくだけです。

箸袋ワークショップ1

この折る際にさきほどの木屑と桜和紙がどう散りばめられているかを計算しないと…

箸袋ワークショップ3

とってもダイナミックな箸袋が完成します~~~\(^^)/

それぞれ好みや個性が現れますね。あとは、散りばめていくうちに夢中になって多めな量になってしまったのもあるかも。

お茶タイム

お茶タイム

今回のワークショップでは、箸袋だけでなく葉書サイズや流し漉きで漉いたA4サイズの和紙も体験されたので、乾燥するのに時間がかかります。

(A4サイズの和紙は原料を入れた桶に簀桁を入れてすくいながら漉く「流し漉き」にも体験されました)

そこでちょっとしたお茶菓子を頂きながらの交流タイム!

展示物

様々な貴重な和紙の本や雑貨を展示!

紙衣紹介

そして今回、田村師匠が貴重なものを持ってきてくださいました。

紙衣(かみこ)といって和紙にこんにゃく糊などを塗って着物にしたものです。

なんと、実際東大寺のお水取りで使われた紙衣をみなさんにご紹介されていて興味深く見ていらっしゃいました!

あっという間の3時間でみなさん楽しんでワークショップを堪能頂けたようです。

次は参加頂いた皆さまのアンケートをご紹介します。

<Anneさんのアンケート>

Anneアンケート

※自分で好きな様に飾り付けできると想い出深い和紙になりますね~。

<E.Iさんのアンケート>

E.Iアンケート

※難しかった点はおそらく「流し漉き」の工程だと思われます。

何度も体験されて楽しみに変化していって頂きたいですね~。

<MMさんのアンケート>

MMアンケート

※ただ和紙を作るだけでなくいろんなお話が紙漉き師匠から聞けることは滅多にないチャンスでしたね~。

<T.Nさんのアンケート>

T.Nアンケート

※みんなと同じではなく自分だけの和紙や箸袋が作れるのはこのワークショップならではの醍醐味でもありますね。

<Y.Mさんのアンケート>

Y.Mアンケート

※紙漉きの道具を持っているなんですごいですね!

どの作業も手間がかかるからこそ素晴らしい和紙が出来上がると思います。

<コンクミさんのアンケート>

コンクミアンケート

※「流し漉き」の作業はやはり何度も体験されて腕を磨いて頂けるとうれしいです\(^^)/

<ナトリさんのアンケート>

ナトリアンケート

※たくさん叩いて繊維をほぐした方が滑らかな和紙になりますので、何回も体験して頂けるとより楽しくなりますよ。

<はし藤さんのアンケート>→今回主催者となるお箸屋さんも紙漉きは初めてということなので田村師匠のご好意で一緒に体験して頂きました!

はし藤アンケート

※田村師匠のお話はとっても分かりやすく楽しいのでみなさん引き込まれて聞いていらっしゃいましたね。

以上、みなさん和紙を作るだけではなく、歴史や職人さんの裏話などの知識の部分に興味を惹かれたのが驚きでした。

今後も作るだけではなく知識や普段では聞けないお話も盛り込んだ楽しいワークショップを開催していきたいと思います。

次回は近いところでいうと7月に開催される浅草神社の「夏詣」での紙すき体験&当工房の和紙雑貨販売のブースが出展予定です。

(ほかにも柄が華やかな友禅和紙(千代紙)での箸袋ワークショップも提案中)

こちらではまた違う和紙が作れますよ。

もちろん、こちらのお箸屋さんでの第二弾、第三弾でまたワークショップが実現できる様にぐわんばりまっす~~!

 

2016-03-15 | Posted in ワークショップComments Closed 

 

これぞ、和紙漉き職人の仕事技!

こんにちは。

和紙の魅力を世界に広めちゃう久平雅工房です。

今回は、和紙漉き職人のお仕事内容についてご紹介します。

いよいよ3/12にお箸屋さんでの「和紙を漉いて、My桜オリジナル箸袋を作ろう」ワークショップが開催されます!

詳細はこちら

実際は全部の工程を体験することはできません。

時間の問題や器具の問題、職人さんならではの技術が必要だったりがあります。

そこで、職人さん達が行う下準備の工程をご紹介します。

楮の採取と蒸し

手漉き職人さんの工房で原料である楮(他に三椏や雁皮など)を畑で育てている方もいらっしゃいます。

楮生の状態

写真は葉がついた状態の楮です。(小さくてすいません…)

見ての通り、約1.5~2mの長さになるので刈り取るのも大変ですね。

楮

葉を落とした状態の楮がこちら。

想像よりも細いと思われた方もいるのでは。

長さを揃えて皮を剥ぎやすい様に釜で蒸します。

楮断面図

これは楮の断面図です。

空洞が空いているのが特徴ですね。

和紙は楮の皮で出来ています。

楮の断面図

楮の枝の状態から皮の部分を剥ぎ取るには蒸さないといけないのです。

お料理でいう下ごしらえの状態ですね。

枝まるまるが和紙になるのではなく、芯の部分は不要なのです。

他に再利用できないのかと以前職人さんに訪ねたのですが、「芯の部分はすぐにカビてしまうのでたきぎとして再利用するしか方法がない」とおっしゃっていました。

お箸とかいいのではと思ったのですが、カビは致命的ですね…。

蒸し終わったら熱いうちに皮を剥ぎます。冷めてしまうと剥がしにくくなるので時間との勝負になります。

楮煮た後

皮の状態で水に晒した原料です。これから鬼皮とあま皮を取る「表皮取り」に工程が移ります。(表皮とりはワークショップで体験できます)

表皮取り後

左が鬼皮やあま皮がついた状態で右側が表皮取りした白皮のみの原料です。

こんなにも違いがあるんですね~。

煮熟(しゃじゅく)

紙(和紙も洋紙も)は、木の繊維で出来ております。

さらに繊維がほぐれて取り出せる様に煮ます。

楮煮る

職人さんによって違いますが、ソーダ灰などを入れて1時間程煮ます。

ここで和紙の出来栄えが変わると職人さんはおっしゃっていましたよ。

ということは、ここで長年の勘や技量が培われていくのかもしれませんね。

塵取り後

煮熟した後の楮です。繊維がほぐれてまるで絹糸の様でしね~。この白さこそが和紙の白さでもあるのです。(写真は漂白剤なんか使っていないんですよ)

でもまだ塵がついているので「塵取り」は外せません。

トロロアオイ

もう一つ、和紙を作るには大事な植物があります。

トロロアオイ

トロロアオイがないと和紙は作れません。

写真は生の状態です。なんだか生わさびに見えてしまいます…(^_^;)

トロロアオイ潰し

トロロアオイを叩いて粘り気を出していきます。

原料の楮だけを水の中に入れると重さで下に沈んで紙が漉けません。

トロロアオイの粘度をいれることで水と中和させて沈まずに保ち続けて繊維を分散させてくれます。

(原料の接着剤と思われている方もいますが、それは不正解なんですね)

トロロアオイ粘り

叩いて水の中にしばらく漬けているとこんなに粘り気が出てきます。びろ~~~~ん!

この粘っけが必須なんですよ。なんだか保湿にもよさげに見えてきます…(^_^;)痒くなるか…。

これも職人さんにとって大事な下準備となります。

そして、ワークショップでも体験できる「塵取り」→「叩解(こうかい)」→「紙漉き」→「乾燥」の手順となっていきます。

「和紙は一日ではならず」

ワークショップで約2時間で和紙を完成させるには、時間をかけて下準備が出来ているからなのです。

箸袋

まさに職人さん達の熟練した技術の賜物でもありますね。

これだけの工程を経て和紙が出来上がることを少しでも知って頂けますとうれしいです。

だからこそ、ユネスコ無形文化遺産にて「日本の手漉き和紙技術」が認定されたのも納得ですね。

ワークショップでは一部かもしれませんが、是非楽しんで技術を体験してくださいませ!

詳細はこちら

残りあと2名となりました。お問い合わせはお早めに~~!

2016-03-10 | Posted in ワークショップComments Closed 

 

3/12 お箸屋さんで紙漉き&箸袋ワークショップ!

こんにちは。

和紙の魅力を世界に広めちゃう久平雅工房です。

今回は、3/12に開催する紙漉き&箸袋のワークショップのご紹介です!

初の試みでなんとお箸屋さんで開催!

はし藤本店

浅草かっぱ橋にある『はし藤本店』さんが会場となります。

お箸も和紙もすべて木から作られています。

こんなにも縁が深い場所で紙漉きができるなって感慨深いものがあります。

さて、紙漉きの指導をして頂くのは移動紙漉き職人でもある「田村正(たむらただし)」師匠!

田村正師匠

そして、箸置きの作り方をレクチャーするのは久平雅工房になります。

この紙漉きワークショップは、ただ簀桁(すげた)で和紙を漉くだけではありません!

なんと、原料である楮(こうぞ 桑科)という木の皮からワークショップはスタート!

表皮取り(ひょうひとり)

表皮取り

和紙が木の皮から作られているのはご存知ですか?

それくらい知っているよという方もいるかもしれませんが、白い和紙を作るには一番外側の黒い鬼皮(おにがわ)をとるだけでなく、その次のあま皮を取った「白皮(しろかわ)」のみにしないといけないのです!

なので、ヘラという道具を使って鬼皮、あま皮をとっていきますよ。

これがいいポジジョンにヘラが入るとすうっといっぺんにとれるのですが、変な所で避けたりあま皮が残ったりと実際体験するとこれまた熱中してしまう作業です。

塵取り(ちりとり)

ちりとり作業

表皮取りをしたら煮る工程がありますが、これは時間がかかるのでワークショップでは料理番組スタイルで飛ばします(^_^;)

そして似た皮にはまだまだ鬼皮や木の節など(これらを塵と言います)がついているので、それを手作業で一つずつ取っていきます。

このまま黒皮がついたままだと真っ白な和紙が作れないので職人さんたちはちいさな塵も残さずに根気よく取っていくんですよ。

寒い時期に冷たい水の中でのこの作業は本当に大変です。

みなさま、ワークショップが春でよかったですね~。

叩解(こうかい)

叩き

真っ白になった楮の白皮を叩くことで中の繊維がほぐれて表に出てきます。

たくさん叩けば叩くほど細い繊維がたくさんでて濁りがない平滑な白い和紙が出来上がります。

逆に粗めや短時間だけになると繊維が太く固まっている状態になるのでボコボコと厚みのある和紙になります。

(ちなみにわざと長い繊維のままでつくった和紙は「雲竜(うんりゅう)和紙」と言います)

ここで自分ならではのオリジナル和紙がまず出来上がります。

紙漉き

紙漉き

叩いた楮を水の中に入れて「トロロアオイ」というネバネバした液体を一緒に入れて攪拌します。

トロロアオイはオクラをイメージすると分かりやすいです。オクラも糸がひきますね~。

今回のワークショップでは、簀桁(すげた)という型に流し込んで和紙を漉いていきます

 

そこで、このワークショップならではのオリジナル和紙を作ります!

お箸屋さんならではのあるものを和紙の上にまいて、しかも春ということで桜型に抜いた桃色和紙を自分の好きな様にデコレーションしていただきます!

参考写真3

桜型の和紙は花びら型のもあるので、まるで舞い飛んでいる様に見えますよ。

参考写真1

特別なある物もこのお店ならではのオリジナル!

木屑入り和紙

こんな感じのもありますよ。

水気を切って乾燥させると和紙が出来上がります!

木屑入り和紙1

写真は桜型和紙が入っていない状態ですが、まさにこのワークショップならではのオリジナル和紙が完成しますよ。

箸袋

 自分で作った和紙でこんどは箸袋にしていきます。

一つのワークショップで紙漉きも体験できて箸袋も作れるなんてとってもお得ですね~!

桜入り箸袋1

安心してください、もちろんお箸も付いていますよ~\(^^)/

内側に入れる和紙も今のところ3色用意する予定です。

ご自分の箸袋を持ってお花見に持っていったらさらに印象深い思い出になりますよ!

 

残りあとわずか!このワークショップに参加してみませんか?

日 時:2016年3月12日(土)

     13:00~16:00(12:45より受付開始)

参加費:4,000円 当日払

(なるべくお釣りの無いようにお願いします)

定 員:10名

服 装:普段着で、お越しください

場 所:株式会社はし藤本店 2Fショールーム

     東京都台東区西浅草2-6-2 2F

※店内階段をご利用ください

最寄駅:東京メトロ銀座線 田原町駅から徒歩約6分、

     東京メトロ銀座線・都営浅草線浅草駅から徒歩約12分

地 図:http://bit.ly/1R9a9UX

*必要なものはこちらでご用意しております。

 手ぶらでいらしてくださいませ。

参加申込はこちら

お待ちしております!

2016-02-27 | Posted in ワークショップComments Closed 

 

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